青森山田高校ではレギュラーメンバーとして全国制覇、関西大学時代はキャプテンを務め、FC岐阜でサッカー選手としてのキャリアをスタート。プロとして2年間活躍した後、2023年にPerformance Technologiesに入社。プロのアスリートから広告業界のビジネスパーソンという、極端な異業種からの転職に立ちはだかる様々なハードルも、持ち前の逆算思考と凡事徹底のスタイルで力強く乗り越える。
これまでの経歴、入社の経緯について教えてください。
自分で言うのもアレですが（笑）サッカー選手としてはバランスがいい方だったと思います。高校時代、名将黒田剛監督の厳しい指導のもと、日本一になるレベルの「逆算思考」と「凡事徹底」を叩き込まれました。組織として、また個人として、勝つべくして勝つためにはどういうアクションが必要なのか。この解像度を上げることと、最適解を見つけて徹底的にやり切るというスタイルが、自分の軸として身についたと思います。一方で、プロの世界は“飛び抜けた長所”がないと生き残るのは難しい。最後の最後まで悔しい思いもしたけど、「これからの人生で後悔しないように一生懸命生きていく」という覚悟を胸に、“転職”することを決めました。そんな時、サッカープレイヤーからビジネスエリートという人生を歩まれていた匠さん（当社取締役｜木下匠）と出会いました。境遇が似ている自分を誘ってくれて、この人の元で成長したい、自分が活躍してこの会社を一緒に大きくしたいと、素直に思えたんです。
転職してから、これまでの仕事を振り返ってみると？
PCの操作や広告専門用語、もちろんビジネスマナー的なところも、全く無知な状態から始まりましたから、今思っても恥ずかしいくらい何もできなかったですね（笑）ただ、サッカーってどれだけ努力してもどうにもならないくらい、時に残酷で理不尽な面があるんですが、ビジネスにはそれがないと思った。努力のやり方と量を間違えなければ、必ず成功できるんだと信じています。人一倍の敗北と挫折を経験しているからこそ、この世界では絶対に負けたくない。その為には圧倒的なセッション数が必要だと思って、ひたすら動き続けました。入社から約4ヶ月ほど経って、営業成績が伸び始めた時は本当に嬉しかったです。まだまだ成長の過程ですが、1日1日を熱く、目標に向かってやり切ること。そして、とにかく吸収すること。毎日が凝縮していて、あっという間に時間が経っているというのが最近の感覚です。
これからどういうことにチャレンジしていきたいですか？
よく言う「第二の人生」とか「セカンドキャリア」とか、あまり好きな言葉ではないんです… 今の自分は、2番目でもなんでもない。サッカーも、今の仕事も、全部繋がっていてひとつの自分の生き方だと思っています。どこで戦っても、やることは同じ。目標に向かってやるべきことの解像度を上げ、本気でやり切るというスタイルは変わりません。そして、そんな自分を突き動かし、支えてくれているのが「出会い」だと思っています。ビジネスの世界に飛び込んでからも、たくさんの出会いに助けられ、刺激をもらった。全てが学びですし、様々な方との出会いが自分のエネルギーになっています。そういう、最高の環境を与えてもらったからこそ、これからも野心を持ち続けて、自分の市場価値を圧倒的に高めていきたい。そして今度は、自分がそうしてもらったように、夢や目標、野心を持っている人に手を差し伸べ、一緒に成長していくことができるような人間になりたいと思っています。
